イタチ心中
※人によってはグロいかもしれない動物死体写真が移ります。OK?
ここのところ暖かい日が続いて、野生動物の動きも徐々に活発になってきます。うちでもネズミ大の穴が開いた壁がありそこからネズミが侵入するのでトラップ仕掛けておくんですが、たまに珍しいものもかかるのです。
トラップはかごの奴(いわゆるネズミ捕りで想像するやつだと思います)と、べたべたの奴両方仕掛けているんですが、ネズミ以外は大体べたべたのほうにかかります。前にはシジュウカラがかかっていた事もあったりしました。そのまま捨てるならともかく、回収しにくいし、逃がしてやることもできないので面倒くさいです。
で、今回はイタチです(5か月ぶり2回目)。家の周りには小さな足跡が確認されオコジョまたはイイズナがいると思っていたんですが、この大きさだとイタチもあり得ます。家族では来てないと思うけれども、住みつかれるとフンや尿がくさいので厄介です。また来るようなら対処します。
今回面白いのはイタチとネズミ(エゾヤチネズミかなんか)が一緒のトラップにかかっていたのです!(写真参照)心中!?いやいや何か理由があるはず。時系列に注意してみると、イタチが先、ネズミが後のようです。また、昨日まではこのひとたちがいなかったことは確か。
つまり、イタチが初めて来た家の中を見回り中にトラップに引っかかってしまい、そのあとネズミが来てイタチを確認しよう、または食べようとしてさらにトラップにかかってしまった、といったところでしょう。イタチがネズミを食べようとして引っかかった感じがなく、損傷もしていないのも傍証になるかと思います。結果としてこの心中写真となったと私は考えます。イタチが来るのがわかってたら自動カメラ仕掛けてたんだけどなあ。マーキングのフンとかなかったのでイタチの家屋侵入は初犯でしょう。
イタチは移入種な上にポピュラーなのでふつうは取っておかないんですが、今回は取っておこうかな、と思います。ほしい人がいたらあげますよ。
北海道の動物はどれもかわいいのでこれからも見かけたり捕れたりしたらお知らせしていきます。まあおいしかったら食べるんですけども。